燃焼の説明 20131031
スギブ科学研究所(SUGIBUKAGAKU RESEARCH) が目的としている理想の燃焼を述べる。
理想のクリーン燃焼とは、、
全てのものが燃える理想の燃焼とは、全ての燃料が燃え尽きれば煙はなくなり発熱量を最大に利用の燃焼法で (理論発熱量)排気ガスは無味底臭となり二酸化炭素と水と微量の副産物となる。
これが発熱量の損失がなく大気汚染は改善される理想のクリーン燃焼である。
全ての燃料のクリーン燃焼の究極は空気と燃料のより優れた混合技術にある。
大気の酸素濃度20.8%(体積比)でも「理想のクリーン燃焼」は可能である。
その技術は確立している。
※ 燃焼の理想の炎とは、、、
可燃物が燃え尽きて完全に熱にかわれば炎は透明化される。
例えば、太陽の光が大気や地上にあたって、その存在がわかるように、物が完全に燃え尽きればその炎もなにかに当たらなければ炎の存在が見えなくなる。
理想のクリーン燃焼になれば、従来からの噴霧ノズル方式に比べて省エネ効果は大きい。
※このクリーン燃焼技術の未来には、なにがあるのか?
それは世界の産業界にこの「理想のクリーン燃焼技術」の提供によって「大気を汚さない、CO2の発生がない、動植物(生物)に無害の新燃焼技術」の提供によって、
これまでの気象変動による大災害の減少と環境汚染の大改善の未来がある。
その未来が待っているからさらに研究を続ける。
世界へ呼びかけ
地球の最も重要課題となっている大気汚染の改善技術では、排煙、排気ガスの浄化製品の研究開発が進んでいるが、もっとも大事なことは、汚染物質を出さないクリーン燃焼技術の研究開発に、世界の国々が、もっと、もっと、熱心に取り組まなければならない。
そのことを呼びかける。
しかし、現状はなぜ汚染物質を出さないクリーン燃焼技術の研究開発に熱心に取り組まないのか、そのおもな理由は、どの企業もこれまで長年巨額投資で開発してきた既存の製品市場の保護にある。
※ 参考
二酸化炭素の課題の解決の方法
二酸化炭素は地球温暖化の主な原因とされて重要課題を残している。
その重要課題の解決の手段として排気ガスの二酸化炭素を可逆的に分解して、 (2CO2 ⇄ 2CO+O2)一酸化炭素と酸素に分離して酸素を大気に放出、
一酸化炭素は再燃焼させる循環システムで化石燃料の無害エネルギー化をめざした研究に取り組んでいる。
※ 従来からの噴霧ノズル方式の技術開発の延長では理想燃焼は難題、、、理想の燃焼技術の確立には従来の燃焼方式からの脱却である。
(注意)最近どこの燃焼システムの研究開発を調べても化石燃料の燃焼技術には、従来の燃焼方式から脱した新しい原理の発明による新しい燃焼システムが見あたらない。
※ 参考に、技術開発の途上にある技術を紹介。
産業用の燃焼機器類については、複雑な機構による技術開発が続いており、、
具体的に主なものをあげれば、同軸噴流バーナーのノズルの形状と位置の工夫、燃料と空気の急速混合、局所的高温部の発生の抑制(火炎温度の均一化)、燃料の水素濃度に応じた燃焼機の開発、
それらと電子制御技術の改良、など複雑な技術の組み合わせによって全体の燃焼効率向上の技術開発の途上にある。
スギブ科学研究所は特に燃料の発熱量にこだわりがある。
その理由は、基礎研究で350回を越えるJIS規格の発熱量測定を実施しているので燃料が理論発熱量に達した燃焼状態の炎の色別を詳しく見ているからである。
以上
2013年11月31日
スギブ科学研究所
杉本 武繁
木炭と石油石炭(化石燃料)
植物を燃やせば煙が出る。石油石炭(化石燃料)も燃やせば煙が出る。
それは同じです。
植物はどんな植物でも製炭すれば煙がでないクリーン燃焼する。
植物の製炭法は30万年前の先人の知恵である。
それに比べて近代文明を築いた主要エネルギーの石油石炭(化石燃料)は精製加工しても、大気汚染の重要課題の解決ができずに排気ガスの浄化装置を必要としている。
それは燃料の一部分が未燃のまま排出されていることによる熱量の損失がある。
近代人は燃焼技術では30万年前の先人の植物の製炭技術にはまだとどかない。
(燃焼の工夫の歴史は古い、歴史をさかのぼれば人類と火の歴史は50万年も前から、木炭は30万年前からとの記述がある。(日本の木炭歴史:日本人と木炭の出会い:より)
古代から現代まで利用が続いている炭火は煙が出ないクリーン燃焼である。)
この重要課題を世界の先人から現代の科学者とエンジニアがクリアしていないので、
私は、あらゆる燃料への対応を可能にして「理想のクリーン燃焼」論を執筆しました。
私の発明には関連した参考文献がないので、これまで正しく説明している人が少ないので文書にしてネット上に掲載してあります。
2014年1月24日
杉本 武繁