2  あらそいの法則

 

人はなぜ「あらそい」を起こすのであろう。

人はみんな顔と形が違うように、心も考えも違うので生き物の習性として不変と見なす。

「あらそい」の主な原因の例をあげてみた。

一般社会の場合。

1.富を得て人の上に立つ願望の事業化を志す人。

2.それに対して平凡でよい、自立して自由に生きたい願望の人。

この1と2の間には正の作用と、その反作用(負の作用)があるので、そのため、どちらかの自己主張が強ければ、仲良くなれずに、ささいなことでも「あらそい」が起こる。

一家の場合。

1.社会へ役立ちたい願望から政治家を志す人。

2.生活の安定主義からサラリーマンの職を選ぶ人。

この1と2の間にも正の作用と、その反作用(負の作用がある。そのため、ささいなことで意見対立の「あらそい」が起こる。

この例だけでも言えることは、それぞれの願望と立場の違いで、どちらかに自己主張が強ければ必ず「あらそい」が起こる。

これを「あらそいの法則」と定義する。


 
ケンカを(争い)するのは学問はいらない、いつでも誰でもできる。

その争いをしないようにするには利口な知恵がいる。
その利口な知恵をさがそう。
それは、あなたのために、世界の人々のために、、
社会の平和と世界の平和は争いをしない利口な知恵にある。

2014年1月20日

杉本 武繁