土佐山村ニュ-ス         
独占取材              
なぜ狼少年と名付けられたのか?その背景。

 

平成14年4月、土佐山村の改革活性家の住民が当時の議長を殴打した事件。その事件には背景があった。

巨額不正事件以降、村のあり方を改めさせようと熱心に改革を訴え、数々の提言を続け再三議会で講演など、熱心な改革活動を行っていた住民に、当時の議長は、村長の顧問になってもらいたいと要請。その約束をしながら、その住民からいろんな知識を得ていたようだ。

ところがその議長の約束は全部嘘ばかりであることをその住民が知り、あまりにも嘘が多い議長であるので狼少年と称号を与えたと文書を作成して村内へ配布している。

 話によれば、「約束が守れない場合は議員を辞める」とまで約束をしていたようである。
その後住民は嘘つきの議長と話合いを求めていたが、議長とはなかなか面談が難しい日々が続き、ある朝議長が自宅に居ることを知りやっと面談ができたという。

 その住民の話によれば、議長は家族の居る自宅での話し合いをいやがって家の下の県道の降り口まで誘い、そこで話が始まったと言う。

やっと次ぎの話し合いの日の約束をして別れようと歩き始めるや、すぐに「都合が悪い」と言い出して、その住民は怒り、「また嘘かと?」となって取っ組み合いの末、気がつけば議長の頭が県道岸のシレーの生えた土の窪みにかっちりはまり動けなくなってもがいていたと言う。

その住民は、「議員を辞めろ、その約束だった。
コラアー議員を辞めろ!」と怒りながら議長をゆさぶっていたそうだが、やがて議長が弱ってぐにゃーといる事に気付き、住民は手を放し「この続きは今度やるぞー」と言い放って、車で帰ったと言う。

 その住民にやっつけられた議長は直ちに高知署へ訴えた為、殴打事件となった。
そしてその住民は取り調べの為にしばらく身柄を拘束され、その期間中4月24日午後、高知署の刑事から当社にも聞き込みがあり巨額不正事件後、その住民の熱心な改革活動の姿勢を説明、その翌日その住民は自宅に帰ってきていた。

4月27日夜、その住民を独占取材。このような内面を聞くことができた。(当日のメモの一部分を掲載)

議長の訴えの容疑は8つだったと言う。
その中でも「議会運営をねじ曲げた」とか「住民をあおって行政を転覆」とかいろんな訴えの知恵があったようだが結果容疑は白、事件は殴打一件のみとなったという。
(本件は事件となっていた為これ以上の具体的な内面は掲載しない)

「 狼少年」との名付けされた背景と「議長殴打事件」の内面にはこのような背景がある。



 
 
JSN・NEWS 編集長.杉本武繁